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2018.02.24

ダメな制作会社、ダメなWebフリーランスの特徴

ウェブ業界で仕事をしていると、リニューアル案件というものがよくあります。

「サイトが古いから」「ちゃんとしたウェブサイトが必要だと思うから」「ウェブで新しくやりたいことが出来た」など様々な理由でサイトのリニューアルを考えられてご相談いただきます。

単純に時代の流れもあり、古いサイトなどは致し方ないのですが、明らかに時代に合っていない低品質なウェブサイトの場合もそれなりにあります。

正直なところ、Web業界以外の人にとっては自社のサイトが良いのか悪いのかなんてあまり分からないと思います。
また、同様に制作会社の質についても良く分からないと思いますし、難しい言葉で色々言われたらつい「そういうものか」と思ってしまうかと思います。

良い制作会社やフリーランスも当然存在していますが、良いポイントというは沢山あり、例えばデザイン力や戦略、ライティング、システムなどなど。これらはおそらく同業種でないと評価が難しいと思います。

なので今回は「ダメな」ウェブサイト制作会社やWebフリーランスの特徴をご紹介したいと思います。

 

制作して終わりタイプの特徴

このタイプは基本的にビジネスモデルがウェブサイトを作り、製作費用で儲かるタイプとなります。いかに早く、多く制作して制作費用をもらうかという業態です。

運用についての戦略を持っていない

ウェブサイト完成後、どのように集客するのかという戦略を持っていない場合は要注意です。
「毎日ブログを更新してください」「SNSで集客しましょう」「(コンテンツには触れず)広告を出しましょう」程度しか考えていない場合は、作って終わりの可能性があります。

サイト制作後の運用計画・見積もりが不明瞭

真っ当に運用をしようとした場合、特にWeb担当者の教育やコンテンツ制作も請け負う場合、ランニングの費用がかかります。

Web担当者を教育してコンテンツのつくり方を指導する場合は、「コンサルティング費用」や「指導の費用」、打ち合わせをしてコンテンツを制作する場合は「月○件制作費用」など必要となります。

月々のランニングコストが「維持管理」や「保守」などの名目の場合、バナーの差し替えやテキストの変更程度だけをするつもりかも知れません。

リース契約

リース契約を持ちかけてくる会社で真っ当な会社を見たことがありません。
書き始めると長くなるので「ホームページ リース契約」で検索すれば沢山の同業者が警鐘を鳴らしています。

 

 

技術力が足りないタイプの特徴

単純に技術力やWebのトレンドに疎いタイプです。傾向としては印刷会社がウェブ制作を始めた場合や、アプリ開発・システム開発会社がウェブ制作を始めた会社に見られます。もちろんウェブ制作会社で単純に技量不足のパターンもありえます。

この部分のダメなポイントは執筆時を基準としています。

CMSの導入が提案できない、CMSの開発ができない

昨今のウェブサイトにおいてCMSは必須です。CMSとは何かということについては過去のブログ記事をご覧ください。

一般的なウェブサイトを作る場合、クライアント側でコンテンツを追加できることは非常に大事で、かつサイトの成長に欠かせないものとなります。

過去のブログ記事でも触れていますが、例えばWordPressなどはgoogleも認めているCMSであり、こういったものを知らない・扱えない会社は単純にウェブサイトに関する技術力が低いと考えてよいでしょう。

個人的な印象ではWordPressを貶す業者は大体レベルが低いです。

特別な理由なくレスポンシブデザインを行わない

レスポンシブデザインとは、同じURL・同じソースでユーザー側のデバイス(PC、タブレット、スマートフォン)に合わせて最適な表示を行うというものです。

googleがモバイルファーストインデックスと呼ばれる施策を行うことに影響しています。これまでの検索順位の基準をPCサイトからモバイルサイトのコンテンツを優先して評価するというものです。

PCサイトとスマホサイトという分け方ではなくレスポンシブデザインを推奨しているため、レスポンシブデザインができない会社の場合は要注意です。

あとレスポンシブルとたまに言う人が居ますがレスポンシブなのでご注意ください。

ページスピードを意識しない

ページの表示速度というのは非常に重要となります。

いつまでも表示されないページではユーザのストレスになり、サイトからの離脱の要因になりますし、googleのSpeed Update後はモバイル検索であまりにも遅い場合は検索順位に悪影響を及ぼす場合もあるとアナウンスされています。

デザイン的にカッコイイからとむやみに画像や動画の利用を提案する場合はページスピードについての認識が無い可能性があります。

ただし、ブランドサイトやアミューズメント施設などユーザに没入感を与えるサイトの場合は効果的な場合がある点は覚えておいてください。

コンテンツの設計ができない、コンテンツの優先度を決められない

クライアントからの要望というパターンも良くあるのですが、コンテンツの設計ができない制作会社もあります。

「○○のページを追加したい」と伝えると「ではバナーでリンクを貼りましょう」となんでもかんでもリンクバナーにしてしまったり、商品やサービスなどのユーザーにとってのメインコンテンツと、会社概要などのサブコンテンツを同列に並べるなど、情報の優劣を考えられない場合は注意が必要です。

良くあるパターンとしては、サイドバーにバナーがずらっと並び、ページの下部には様々なページのリンクが並んでいるという設計です。

リンクがあることを自由度と勘違いしている会社は設計ができないと考えていいと思います。

デパートのように「この階層は商品関連」「この階層は会社情報」とサイト内で導線を用意しなければ使いづらく、ユーザが目的のページにたどりつけないサイトになってしまいます。

 

費用が見合っていない(ぼったくり)タイプの特徴

こちらはクライアントの無知に付け込んで相場以上の費用をふっかけるタイプです。制作自体は行うパターンが多いのですが、業界平均よりも高い値段で売るタイプです。

取れるところから取るというタイプなので、明確な特徴がある場合は少ないですが「高いんじゃないかな」と思った場合は、相見積もりを取るなどで自衛することができます。

外部サービスの利用・設定で多額の見積もりを出す

例えばSNSの設定や外部サービスの設定、アクセス解析の設定などの見積もりが高いパターンがあります。単純にアカウント作成だけであればそれほど高くなりませんが、10万を超える場合は相見積もりを取ってみてもいいかもしれません。

サーバー管理費用

独自のサービスやECサイトなどのシステムが入っておらず、一般的なウェブサイトの場合サーバーの管理費用が膨大になることはあまりありません。

一般的なウェブサイトでサーバー管理費用や保守費用が月5万という事例をまれに聞きますが、特別なサービスを運用していない場合は疑ってみてもよいかも知れません。

 

最後に

ダメな制作会社やフリーランスの特徴を書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
正直なところ「ウェブのことはわからないから」というクライアント様は多く、過去に数百万単位で失敗されている方は沢山います

同じウェブ業界で仕事をしているものとして、申し訳なく感じております。
せめて今お付き合いしている業者が大丈夫なのかどうかという一つの指針になれば幸いです。

あと、もう一つ個人的に感じるのは、会社の規模と能力は必ずしも比例しないと言う事です。

僕が下請けで制作を請け負っている会社の中でも、一等地と呼ばれる場所にオフィスを構えた数百人規模の会社もあります。
そのような会社であっても技術的、感性・情報感度的にも「レベル低いなぁ」と思うことはありますし、多くの場合下請けを使っているため、下請けのレベル次第で良くも悪くもなります。

下請けは技術やトレンドを分かっていてもクライアントと直接話すこともなく、下請けとして言われたものを言われた通り一生懸命作るだけになるのです。

ですので「大手だから大丈夫」とか「実績が大手だから大丈夫」などと思わずに、担当者と話してみて本当に自分の会社のために考えてくれる業者なのか見極めてください。

 

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